国家資格

DR DH DT

どれも一生モノの
国家資格の仕事です。

歯科医師だけでなく、歯科衛生士も歯科技工士も国家資格です。「国家資格」を持つことは、つまり知識や技術が一定水準以上に達していることを国によって認定されたことになり、社会的な信頼を得ることになります。しかも一度取得すると原則的に一生ものなので、生涯を通じて歯の仕事のプロとして活躍できます。

「国家資格」がないとできない仕事。

歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士になるには、それぞれの国家試験に合格しなければなりません。どんなに頭がよくても、腕がよくても、やる気があっても、国家資格がなければ、「自分は歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士です」と名乗ることはできないのです。国家資格の種類と受験資格は、3つの職業でそれぞれ異なり、試験の難易度、合格率や合格基準も違います。ちなみに歯科医師の場合は、国家資格取得後、診療業務に就く前に1年以上の臨床研修を受けることが義務づけられています(いわゆる「研修医」です)。

国と社会に認められる大切な証。

国家資格とは、法律に基づいて、国や国から委託を受けた機関が実施する資格のことです。この国家資格を持つことは、つまり知識や技術が一定水準以上に達していることを国によって認定されたことになり、社会的な信頼を得ることになります。しかも一度取得すると、原則的に一生もの。もちろん、その国家資格にふさわしい仕事をする責務が生じることも肝に銘じておかなければなりません。

歯科医師国家試験
歯科医師免許を取得するための国家試験で、毎年2月に試験(3月に合格発表)が行われます。歯科医師法第2条、第6条の規定により、歯科医師になるためにはこの国家試験に合格し、歯科医籍に登録。厚生労働大臣から免許を受けなければなりません。
歯科衛生士国家試験
歯科衛生士の免許を取得するための国家試験で、歯科衛生士法第11条に基づいて毎年3月に試験と合格発表が行われます。試験はマークシート方式で、合格率は例年約95%。
歯科技工士国家試験
歯科技工士の免許を取得するための国家試験で、歯科技工士法第12条に基づいて毎年2月の終わりから3月のはじめに行われます。学説試験と実地試験の2つがあり、学説試験はマークシート方式、実地試験は課題を一定時間で仕上げる実技試験です。合格率は例年約95%。

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